2011年 03月 15日
街の灯
僕が住んでいるのは、駅へと続く寂しい商店街。
この町は不思議で、一年中クリスマスのイルミネーションが灯っている。
暗くなると、メインストリートに沿って幾つものサンタクロースや、雪だるまや、ツリーが輝き始めて
朝、明るくなると消える。
夜中、全く人影のないこの通りの風景はいつもシュールだった。
最も電力が足りなくなる時間帯を含むのでさすがに"今"は、ないだろうと思っていた。
が、一昨日の夜には灯っていたので、
朝を待って商店会の会長さんを訪れ、「消しやがれこのクソボケ」と僕は言った。
(冗談です。丁寧にお願いしました。)
しかし昨日の夜になって、
再び、輝いているこの通りを見てしまった。
どのような理由で消えなかったのかは定かではない。
拳が飛び出さない様に留意しながら、今日もお願いに行って来ます。
by noah101A
| 2011-03-15 09:10