2011年 09月 17日
luminous
9.28発売のニューアルバム「4」の一曲目に収録されている曲
[luminous(ルミナス)]のMusic Videoが公開れました。
http://www.youtube.com/watch?v=SCTYYHKgGfk
この曲は前からライブでは演奏していたのですが、101Aの中ではかなり明るくて爽やかな曲だけに、
置き所が無くてアルバムには入っていなかった。
正直、これを映像化する曲に選んでいいのかどうか、悩んだことは悩んだ。
始めてこの映像で101Aを知る人は、このイメージしか持たないのではないかと。
実際にはもっとダークな曲も多いからね。
でも、やっぱりこの曲を選んですっごく良かったな、って今は思ってる。
[luminous]は、歌詞は、死んだ者に向かって話しかけてるような感じなんだよね。実は。
死んだらみんなどこに行っちゃうのかなー。
って、思わない?
僕はよく思う。
実際には「人間の理解を超えた答えの無い問題」というのが正解なんだと思う。
それは科学に於ける宇宙の外側についての論議と同じ扱いで、考えることを止めるべきもの。
だけど、そんなのって、納得いかない時って、あるじゃん?
どこへ行っちゃったのか分からない。
分かりたいのに分からない。
「でも、そんなに遠い場所じゃないような気がする。見えなくても。」
それが正解であろうがなかろうが知らんけど、僕はそう信じることにしたよ。
そんな歌。
だからね、何度も「Good - bie」って繰り返すのは、
死んだ奴にさよならなんじゃなくて、
「死んだ者の孤独」や「生きてる方の心配する気持ち」にさよならって言ってるんだよね。
この映像を作った井上 強 監督はそれをとっても分かって下さった。
爽やかな中に本当は剥き出しの悲しみがあることや、
意思を持って現実の光を見ようとする力がそこにあることを、
ちゃんと表現してくださった。
だから、ただ綺麗なだけじゃなくて本当に素晴らしいなと思う。
自分でもますますこの曲が好きになったし。
撮影はたった一日だったけど、
少ない人数で無駄なく進行した。
カメラマンの田中 和彦氏は
今回使用しているアーティスト写真(このブログの僕の写真も)や
ライブDVD「Lost Way」でカメラマンを務めていただいた方です。
彼をはじめ、照明やアシストの方も、仕事見てて凄いかっこよかった!
うわあー。プロねー。という感じ。
ああいう姿を見るのがもの凄く好きなんだよね。
慌しい日ではあったけどそんなところも楽しかったし、忘れられない日だな。
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さてさて今日は「鷺ヲ烏」だ。
セッションコーナーもあって、目が離せないよ?!
おかげで僕は今から緊張してる。
是非いらしてください。
楽しんでね。
by noah101A
| 2011-09-17 11:08